認知症、アルツハイマーとは?その原因について
認知症やアルツハイマーといえば、脳の働きの低下により、ひどい物忘れの症状が代表的で、他にも判断力の低下や、理解力の低下などの症状があるものですよね。
ちなみにアルツハイマー病というのは、認知症の原因とされる病気の一つ。
その原因は完全には解明されていないものの、遺伝や生活環境、加齢など複数の要因が関係していると言われています。
アルツハイマーになってしまえば、記憶力の低下がゆっくりと進行していき、最終的には寝たきりになってしまう事も。
また、完全な治療法も現在は存在しないとのこと。
ですが、生活環境も関係しているということなので、今のうちから普段の生活に気をつけて予防を心がけていけば、健康な老後を迎えられるかもしれません!
是非、認知症やアルツハイマーの予防について学んでいきましょう!
緑茶の認知症効果
アルツハイマーには緑茶が効果的!?
そんな情報を見かけました。
実際に調べてみると緑茶に含まれる成分が作用して認知症が予防できるという論文が発表されたそうです。
作用1
緑茶に含まれるカテキンが、アルツハイマー病の原因としてあげられる酸化ストレスを軽減。
作用2
アルツハイマー病の発症メカニズムとされるアミロイドβの異常凝集をカテキンが抑制。
作用3
アルツハイマー病と関連性があるとされている脳の炎症をポリフェノール類が軽減。
作用4
動脈硬化や、血栓があれば認知症のリスクが増えるとされています。ポリフェノール類は血管を健康に保ったり、血栓ができるのを抑制。
これらの作用と、緑茶をたくさん飲んでる人に認知症の人が少なかったという実験のデータから緑茶はアルツハイマー病や認知症の予防に効果があるとされているのです。
ただしこれらもまだ研究段階。現時点で確証を持てるものではありませんが、次項からも説明するように緑茶にはやはりメリットが多いみたいですね!
緑茶うがいはインフルエンザ予防にも
緑茶でうがいをするとインフルエンザ予防にも効果的であると言われています。
水でうがいをするだけよりも緑茶でうがいをしていた人の方が、インフルエンザにかかるリスクが低かったとの調査結果も。
緑茶の主成分カテキンには、抗酸化作用、抗菌、抗ウィルス、抗動脈硬化の他、あらゆる生活習慣病、アレルギー、がん、認知機能低下の予防にも効果があるといった作用が明らかになってきています。
インフルエンザ予防についても、カテキンはインフルエンザウィルスの吸着、増殖、感染拡大を阻止でいるとされています。
そのため、インフルエンザウィルスを細胞に吸着させずにうがいで洗い流すことがインフルエンザ予防にも効果があるとされているんですね。
やり方としては簡単で、ガラガラうがいを水ではなく緑茶でやるだけ。
朝昼晩の1日3回を目安に、外から帰宅した際に行いましょう!
歯周病と認知症の関係
インフルエンザの予防にも緑茶うがいは効果的ということがわかりましたが、なぜ緑茶うがいは認知症アルツハイマーの予防に良いのか。
その因果関係は、歯周病と認知症の関係にありました。
歯周病と認知症。一見、口の中の病気と脳の病気なので関連性がなさそうに思えますが、関係があったんですね。
その理由はこうです。
歯周病は最近の研究で、口の中の問題だけに限らないことがわかってきています。
歯周病の原因となる菌は、心臓から検出された事もあり、血管系、呼吸器系、消化器系、など様々な体の器官に影響があると言われてきているのです。
中でも、歯周病原因菌の一つ、ジンジバリス菌はアルツハイマー病患者の脳内からも検出されたそうなんです。
また、歯周病の重症度と、認知症の重症度具合が比例するという報告結果もあり、こちらもまだ研究段階ではありますが、徐々に歯周病とアルツハイマー病、認知症には関連があるという裏付けが取れてきているそうなんです。
これを調べていて、改めて歯は大切にしないといけないな!と感じましたね。
緑茶うがいで成分効果と歯周病予防のダブル効果
そして、歯周病の予防にも緑茶うがいが効くんですね!
繋がってきました。
緑茶はアルツハイマー病の予防に効果がある?
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歯周病がアルツハイマー病の原因の一つとなっている。
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歯周病予防には緑茶うがいが効果的。
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緑茶うがいはアルツハイマー病の予防に効果的。
緑茶うがいであれば、緑茶に入っている認知症アルツハイマー予防に効果的な成分を摂取することができ、さらに口内環境も整えられる。
インフルエンザや風邪予防にも良いということで、緑茶うがいというのは高齢者の健康にとっても大変素晴らしいことがわかりました。
是非、緑茶うがい試してみてくださいね!